第5話は見どころ満載だった。
いよいよ神ドラマとなる兆しがした。
マジすか学園4 第5話の感想をひとつ。
今から書く内容は盛大なネタバレになるので気をつけてね。
目次
TV放送版
今回は、まず日本テレビで放送しているTV版について話そう。
僕は「マジすか学園4」を Hulu の先行配信で観てしまっているので、1週遅れのTV放送は、録画はしてはいるがレコーダーを再生まではしていなかった。なぜなら、Huluで既に2回くらい観ているので、またTV版を見る必要がないからだ。
なにしろTVで3話が放送された時、Huluでは次の4話が配信される仕組みになっている。こうなると続きが気になる4話を優先的に観てしまうのは自明の理だ。
だけど先日、我らが月の女神の宮脇咲良たん様が、自身のGoogle+で「TV版を観て欲しい」とおっしゃっていた。宮脇咲良たん様のご命令とあらば、どんな内容でもこの身で飲み込んでみせる。彼女の放った光の言葉は、鉄の掟として従う。それが「宮脇咲良 神推し」である僕の務めだ。だからTV放送版もチェックした。
今週TV放送された第4話は既にHuluで2回も観ているのだが、TV放送の大きな画面で見ると、より大迫力、主人公「さくら」の凛々しさも一層美しい、Huluとは一味違った「マジすか学園4」が楽しめた。今後は定期的にTV放送版もチェックしようと思った。
第五話の感想
第五話は見どころ満載だった。
今回はヤンキードラマの要素が強い。
随所で見られる、切れるようなレディースの演技が良かった。
マジック
今週の敵は3人目の四天王である「マジック」。
「マジック」はTHE悪役だ。
まるで北斗の拳に出てくる敵のように卑劣な性格をしている。
もしも”ケンシロウ”が居たらこう言うだろう。
「貴様には死すら生ぬるい」
そんな卑劣なところが”倒しがい”のある敵だった。
「さくら」に感情移入している一視聴者として、マジックの卑劣な手段には憤りを感じた。
心境は終始ざわざわとさせられたが、第五話とひとつの物語として振り返ると、ストーリーにのめり込んでいた。
観ていてハラハラしたのも、マジックの醸し出す不敵感がそう感じさせたのだろう。
マジックという登場人物が好きか嫌いかは置いておいて、「良い悪役」だったと思う。
物語として面白かった。
カミソリ&ゾンビ
第二話で理不尽な理由で”さくら”に襲いかかってきた小生意気なカミソリ&ゾンビなのだけど、この第五話では”さくら”の従順で忠実な「舎弟」になっていた。
2人の会話は面白い。
さくらは”肉まん”と”カレーまん”どっちが好きなのか。そんな理由で討論しだす。
どちらが本当に”さくら”を理解している「さくら通」なのか言い争う始末だ。
ちなみに、普段はおちゃらけているように見えるけど、戦闘力は高い2人である。
さくらを守るためにマジックに戦いを挑む2人。
さくらを慕う気持ちは他の誰にも負けていない。
今までは「さくら」から”にべもなく”扱われてきた2人だったが、初めてさくらに定食屋に誘われてたいそう喜んでいた。
カミソリ「やばーい! これ超おいしくない?」
ゾンビ「てゆーか涙で前が見えねーよ。さくらさんが誘ってくれるなんてよぉ」
これまで一匹狼を貫いてきた「さくら」であったが、徐々に2人を仲間として受け入れて始めている。
今週のマジック戦でもそれを感じた。
完全に舎弟というわけではないが、始めの頃とは変わってきている。
視聴者である僕も、「カミソリ、ゾンビ」を仲間のように感じている。
いつか3人が和気あいあいとしている風景も観れるのだろうか。
本ドラマの裏テーマである、さくらの成長が楽しみだ。
次回の敵 シロギク クロバラ
第5話で新たな敵が登場した。
激おこ高校の2年、シロギクとクロバラ。(演じているのは白間美瑠と矢倉楓子)。来週の第6話では、この2人が「さくら」に襲いかかる。
新たな敵に登場に血湧き肉躍るような気持ちになった。
マジすか学園4がどんどん面白くなってきている。特に来週は神回の予感がする。物凄く楽しみだ。
クロバラ(矢倉楓子)
矢倉楓子ちゃんの演じるクロバラが好きだ。
理屈じゃなくて、直感で良い。
もしもマジすか学園4が、”恋愛総選挙1/149″みたいなゲームで発売したとしよう。
僕が最初にクリアするのは当然「さくら」。
「さくら」を10回クリアして、さくらルートの全台詞を聞いて、完璧に”やり込み”した後、
その次にクリアするのは「クロバラ」を選ぶだろう。
凛々しい「さくら」
ここからが感想の本編。
僕の神推しである宮脇咲良たん様の演じる「さくら」について。
僕がこの世界で崇める女神は宮脇咲良だけ。
自由奔放な僕だが「宮脇咲良の掟」 だけには屈するのだ。
しかしながら、マジすが学園4に登場するのは宮脇咲良であり宮脇咲良ではない。
「さくら」だ。
「さくら」は可愛さを殺しており、普段は凛々しい。
前回の感想では、「可愛いさくら」をピックアップした。
そこで今回は「凛々しいさくら」をピックアップしようと思う。
「さくら」は凛々しい場面が沢山あって絞り込むのが大変なのだが――敢えて1枚選ぶとしたら、このシーン。
マジックの投げたトランプが壁に突き刺さり振り返る「さくら」。
今まさに、四天王マジックとの死闘が始まろうかとしている瞬間。
第五話では、この凛々しい「さくら」が1番好きだ。
あまりの美しさに心を奪われた。
さくらvsソルト
このシーンは観ていて驚かされた。
2人は素通りするのかと思いきや、西部劇のガンマンよろしく、いきなり振り向いて、ほぼ同時に光速パンチを放つなんて。
“さくら”のパンチの挙動に癖があることを見抜き、モーションの助言をするソルト。
「敵に塩を送るソルト」であった。
ソルトだけに。
人のマジを笑うんじゃねー・・・ッ!
「人のマジを笑うんじゃねー」
これは僕の記憶が正しければ、マジすか学園1の名台詞。
1の主人公である「前田敦子」が、眼鏡を外して”ブチ切れる”時に言い放った台詞だ。
かつてのセンターであった前田敦子の名台詞を、新センターになる宮脇咲良たんが踏襲しているのだ。
感慨深いものがあると同時に、宮脇咲良たんの鋭く美しい眼光にシビれる。
この刹那、「さくら」は、僕が今まで聞いたことがないような、宮脇咲良たんの声で叫んだ。
このように叫ぶ宮脇咲良たんは他では観れない。
マジすか学園4では、金輪際もう二度と観れないような演技が観れる。 本当に希少価値の高いドラマだ。
プールサイドの「さくら」
この後に、「さくら」はカミソリから肉まんを差し出されるが
「いらない」
と一言、反抗期の子供みたいに言い放つ。
にべもないところが逆に可愛い。
僕も「さくら」に冷たくされたい。
僕は「さくら」にだったら、そして宮脇咲良たんにだったら何をされても許せる。
それにしても「さくら」は凛々しく、美しく、そして可愛い。
ああ、僕はもはや、24時間、365日、宮脇咲良に焦がれている!
ドラマの「さくら」は可愛くて、日常の宮脇咲良もいつも可愛くて、可愛くて、可愛くて、思えば思えば可愛くて、どうにもならなく可愛い。
宮脇咲良と「マジすか学園4」
いつもながら感想が長くなってしまったけど、それは至極当然ことである。
宮脇咲良たんはこのドラマの収録のために、家族と会う暇もないほど過酷なハードスケジュールを乗り越え、さらに冬の寒空の下での撮影、そして凍えるような寒さで体調を崩してまで挑んだのだ。
つい先日まで、このドラマのために大変な思いをしてきた宮脇咲良が、僕の心魂に刻み込まれている。
ドラマに登場する”さくら”も「マジ」だが、この撮影に挑んだ宮脇咲良たんの心中も「マジ」だったのだ。
そんなドラマであるならば、宮脇咲良たんの心を酌み、一視聴者としての感想も「マジ」で書くのが、”宮脇咲良 神推し”である僕にできる最低限の思いやりだ。
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