人が何かを成す時には「体力」と「精神力」が必要になる。
この体力×精神力のバランスで、物事の成果が変わると言ってもいいくらいだ。
ただしスポーツ選手でもない限り、人が何かを成すにあたり、「体力」はそこまで重要ではない。
なぜなら体力は睡眠をとったり休憩をとったりすれば再び回復する。
そもそも体力がなくなった疲れ果てた状態であっても、泉から湧き出るような強靭な「精神力」があれば一晩くらいなら身体は動くし、体力を精神力で補えるケースがある。
だがその逆はそうはいかない。
メンタルな要素が絡む「精神力」は、寝れば回復するという単純なものではないし、体力で精神力を補うことはできないからだ。
「精神力」が無い時、ここでは「気がのらない時」と定義しよう。
ではどうやって「気がのらない」状態を打破し、底をついた精神力を回復させるのか。
解決方法は人それぞれ、ケースバイケース、単純に答えは出ない。
各々の精神に影響をもたらしている「心的要因」は、百人いれば百通りの要因があるからだ。
ひとつ提案できることは「休む」ということだ。
体力を減らし、また精神力まで使い果たしたあなたは、今までそれなりに頑張ってきたはずだ。
そんなあなたに必要なのは「休息」だ。
今だけは何もかも忘れて休もう。
しばらく欲求に身を任せて過ごそう。
しばし休息を取って英気を養ったあなたは、今まで以上に、いや今年一番といっても過言ではないくらいの、「磨かれた精神力」、「鋭い感覚」、「高速な思考力」が戻ってくるはずさ。
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